今回は札幌市手稲区に鎮座する手稲神社の見どころと御朱印をご紹介します!
2020年コロナの影響により、手水の柄杓を使用しない【花手水】の開催や【アマビエ】妖怪による疫病退散が御朱印で追加になりましたので、その様子も追記しました。
JR手稲駅からほど近く周辺は昔ながらの面影の残る街並みと手稲の傾斜地に小高い場所にある個人的に大好きな作りになっています。
札幌市及び周辺の御朱印がある神社はこちらの記事を参考にしてみてください!
目次
手稲神社の御祭神
大國魂神(おおくにたまのかみ)
大那牟遲神(おおなむぢのかみ)
少彦名神(すくなひこなのかみ)
天照皇大神(あまてらすおおみかみ)
豊受大神(とようけおおかみ)
倉稲魂神(うがのみたまのかみ)
菅原道眞公(すがわらみちざねこう)
境内社
手稲神社奥宮(ていねじんじゃおくみや) 本社御分霊 三峯大神 弥彦大神
藤白龍神堂(ふじはくりゅうじんどう)
藤白龍神(ふじはくりゅうじん)
手稲神社の由緒
手稲村の移住民は札幌神社に参拝することを常としていたが、冬季・農期の参拝の不便さを感じ村中250戸にて明治29年12月26日札幌神社正式遥拝所設立を出願、翌年9月4日許可された。軽川遥拝所として崇敬されたが、村勢の高揚により同31年9月10日に神社に引き直しの儀出願、翌32年5月18日に許可され手稲神社と公称する。大正6年8月23日村社列格、昭和16年4月1日郷社列格。大正元年9月30日稲穂神社合祀、昭和47年10月8日小樽内川稲荷神社合祀、昭和48年10月13日新川神社合祀。明治37年3月28日に神社公称許可以後初の社殿御造営が行われ、昭和9年、昭和48年と過去3回社殿造営が行われ、平成21年に御鎮座110年を迎え銅板屋根葺替を始めとする殿内改修工事を行った。また社務所も昭和9年と昭和46年に加えて、御鎮座100年を記念し平成11年に現社務所を新築し、合計3度造営工事が行われた。
昭和22年10月8日手稲山頂に手稲神社奥宮を建立した。
出典元:手稲神社_北海道神社庁
手稲神社の見どころ
正面の鳥居と社号標
朱色の鳥居から本殿まで小高い丘になっており、しっかりと整備もされ、駐車場も手前と奥にもあるので、車での参拝も可能です。ただし周辺が昔ながらの街並みで車幅が狭いので安全運転を心がけてほしいです。
第2鳥居と参道の階段
そこまで長い階段ではありませんが、傾斜地のさらに上へと続きます。冬はなかなか上りにくいのではないかと思います。
もう一つの参道
上の写真とは別に少し横にもう一つの参道が設けられています。実は、、、
ここ手稲神社では手稲山山頂に鎮座している手稲神社奥宮の遥拝所がありそこへ続く参道なんです。
手水と龍神社
こちらの手水には龍神様が祀られており、参拝前の身よ清めるにはとても大事です。
北海道の神社では凍結の為、冬から初春には水が出ない場所が多いので、こういった龍神様の社があると身を清めることが意識できます。
子供の成長を祈願する『せのび石』
参拝の折々に子供の成育を見届け、今後更なる成長を祈念するものです。 また【せのび=世のび】から、立身出世・受験合格にも御利益があると言われています。
実際にせのび石で伸長をはかると何センチも大きくなれますよ(笑)
新旧の狛犬さま
裏参道鳥居
階段が難しい方はこちらの裏参道からの参拝がおすすめです。はいってすぐに拝殿があります。ただ、こちらには駐車場がありませんので注意してください。
さらに小高い拝殿
斜面を登りさらに小高い場所にある拝殿
ここまで登り、参拝をすることで清々しい気持ちで感謝をお伝えすることができます。
願い石と叶い石
「願い石」は、古来より不思議な力を宿す石といわれており、まず手稲神社社務所で授かる「叶い石」を持って手稲山頂にある北海道内最高地の神社『手稲神社奥宮』に参拝します。 奥宮では「叶い石」を「願い石」に重ねて願うと御神徳が吹き込まれ、自分だけの特別なお守りになるといわれています。
しかし、奥宮参拝が困難な場合には、こちらの手稲神社奥宮と神縁深い藤白龍神社の「願い石」に「叶い石」を重ねて願うことで奥宮の御神徳を頂き、御自身の特別なお守りとなります。さらに手稲山頂上の奥宮参拝を果たすことができればなお一層御神威も増すといわれています。
実際に社務所で叶い石をいただき、願い石に重ねて参拝させていただきました!
左上の写真のようにくぼみがあり、そこにおいて祈願できます。
手稲神社奥宮
藤白龍神社
終戦間もない頃藤棚の辺りに栗の古木があった。藤の蔦が巻きつき中は空洞で、その中には二匹の白蛇が棲んでいた。 ある秋祭りの日、一匹が外に出たところ、たちまち子供に見つかり石を投げつけられ絶命、草むらに捨てられてしまった。 その子は帰宅後、蛇に石を当てた箇所と同じ腹の痛みを訴えた。 事の次第を聞いて驚いた母親はすぐさま神社へ行き、水で蛇の血を洗い流し、その場所を塩で清めた。 亡骸は近所の人に発見され古木近くに埋葬されたが、これ以降もう一匹も姿を消した。 その後この上に小祠を建て藤白龍社として崇め、手稲山頂奥宮祭の前にはここを参ってから登頂した。 昭和四十八年、本社御造営にあたり老朽化したこの小祠は徹せられ、御神体を境内小社に仮安置奉祀し、平成八年現在の社殿を奉戴し再興された。
社務所
社務所は入口の右手にあります。参拝してから叶い石をいただきに来ると2度手間ですし、階段の上り下りがあるので、先に叶い石をいただいてから参拝されることをおすすめします。ただし、御朱印等をいただくのは参拝後にしてくださいね!
蝦夷みくじ(ジンギスカン)
北海道各所で展開している蝦夷みくじのジンギスカンがあります。
北海道弁が嬉しいおみくじになっていますし、陶器の入れ物がお見上げとしても思い出としても良いですよね。
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手稲神社の御朱印
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こちらは2020年9月に開催されました花手水の御朱印です。
花手水に関してはこちらをどうぞ参考に👇
アクセス
JR手稲駅から徒歩3~5分ほどの場所にあります。車では国道5号線から駅へ降りる道から入りますので、非常にアクセスの良い神社です。
最後に
今回は手稲神社の見どころと御朱印をご紹介しました!
手稲神社へ参拝しましたが、次回できれば手稲山頂の奥宮に参拝登山をしてみたいと思います。体力をつけて天気の良い日にチャレンジですね!
様々な見どころの多い手稲神社へ参拝されてみてはいかがでしょうか!
話題のアマビエの御朱印はこちら
札幌市手稲区周辺の神社はこちらもおすすめです!