今回は札幌市豊平区に鎮座する豊平神社に参拝した際の様子と北海道では珍しい見開きの御朱印をご紹介します!
豊平神社の御祭神
上毛野田道命(かみつけのたみちのみこと)
大山祇神(おおやまつみのかみ)
倉稲魂命(うがのみたまのみこと)
豊平神社の由緒
主祭神上毛野田道命は、崇神天皇の皇子豊城入彦命より5代目の子孫にして東北地方の守護神として厚く崇敬せられ、特に延暦年間征夷大将軍坂上田村麻呂が奥羽地方平定に向かわれた時、田道命の神霊の御加護によりてこれを平定することができ、後に今の青森県南津軽郡猿賀山に神霊を勧請して社殿を建立したもので、猿賀神社は当神社の本社に当たる。当地域は東北地方移住者多く、それゆえに故郷の氏神様をお祀りしたものである。さらに当豊平地区は開墾の途上で森林遠く連なり、これが伐採に大山祇神を祀り、開墾進み沃野美田の広がり行くにつれて倉稲魂神(稲荷大神)を合祀して豊平地区の氏神様として奉斎され現在に至った。
出典元:豊平神社-北海道神社庁
境内の様子
雪の残る境内は国道36号線沿いと思わせない静かな空気、参道の奥に鎮座する本殿と御神木がまるでワタシを招き入れてくれているようです。
神社の参拝や御朱印のいただき方はこちらを確認ください
鳥居と社標
国道36号線沿いにある鳥居は注意して見ていないと通り過ぎてしまいます。郷社(ごうしゃ)の文字が珍しく、今ではあまり見かかけない旧社格のひとつです。
手水舎
狛犬さま
目・牙・爪は白く、口・耳・毬は赤く鮮やかで勇ましい狛犬さまです。
拝殿
北海道では一般的な神明造
豊平神社の社額と神紋
樹齢200年の神木ハルニエ
本殿の右に存在感のある御神木が広がりをみせています。とても力強く感じられます。樹齢は200年以上と古くからこの地を見守り続けているに違いありません。
御神木の神社はこちらもあります。
社務所には特大熊手
御朱印をいただきに社務所へ伺った際、人の背丈よりも大きな『開運特大熊手』が飾られてありました!玄関にあったらスゴイ迫力ですよね!欲しい!?かも!?
今回は、ひとめで気に入った『まねき猫おみくじ』がカワイイので早速占いました。黄色のまねき猫におみくじは『大吉』でした!ネコもかわいいし、大吉だし、豊平神社に縁がありそうです。
豊平神社の御朱印
片面の御朱印と見開きの御朱印の2つから選べます。見開きは御朱印料500円なのでいただく価値があります。(右の神社片面で300円です)
大蛇の伝説が御朱印に!
仁徳天皇の時代、上毛野田道は新羅を攻めて勲功があった将軍とされる。
蝦夷征伐に向かったが戦死。埋葬されたが墓から大蛇が現れ蝦夷たちに噛みつき、
大蛇の毒で多くの蝦夷たちが死んだ。たたりを恐れて猿賀野に祀られる。
桓武天皇の時代に坂上田村麻呂が征夷大将軍として戦い苦戦に陥った時に、田道の神霊が現れ大勝に導いた。現在でも開墾の守護神として祀られています。
蛇は縁起が良く、その大蛇が豊平神社の見開きの御朱印に映し出されて幻想的で神秘的な御朱印です。
アクセス
地下鉄東豊線の豊平公園から約500mほどの距離にあります。車では札幌の国道36号線沿いなので分かりやすくアクセスが良好です。しかし、良く見ていないと通り過ぎてしまいます(笑)
夏祭りや骨董市の開催
毎年恒例の豊平神社お祭りは7月中旬に開催され露店もたくさん立ち並び大盛況です。露店は夜9時ころまで営業していますので会社帰りでも寄れてしまうのが人気です。
また、毎月骨董市を開催しており、2018年の開催日は以下の通りです。
- 4月22日
- 5月27日
- 6月24日
- 7月22日
- 8月26日
- 9月23日
- 10月28日
- 11月18日
雨天決行ですが、あくまで予定となっておりますので、詳しくはお問合せください。
最後に
今回は札幌市豊平区の豊平神社の見どころと大蛇の見開き御朱印をご紹介しました。ワタシもそうですが、国道36号線の行き来は多いけど神社は知らない!という方や神社には知っていたけど参拝はしたことがない方も多いのではないでしょうか!道路の混雑状況を考えても平日の日中がおすすめです!
御朱印の魅力とは!?