今回は札幌市北区に鎮座する江南神社の見どころと御朱印をご紹介します!
屯田小学校に隣接するように鎮座し、すぐ横には、屯田開拓顕彰広場と「屯田兵顕彰之像」石碑があります。
今年2018年は、北海道命名150年のメモリアルに加え、天皇陛下即位30年の記念の年でもあり、さらに屯田開基130年という節目の年となっており、江南神社へ参拝させていただいたことで、北海道に在住していることに何かしらのご縁を感じます。
札幌市及び周辺の御朱印がある神社はこちらの記事を参考にしてみてください!
目次
江南神社の御祭神
天照大御神(あまてらすおおみかみ)
大國魂命(おおくにたまのみこと)
日本武尊(やまとたけるのみこと)
江南神社の由緒
屯田兵として家族とともに使命に服さんとして徳島県の士族29世帯、和歌山県37世帯、山口県44世帯、福岡県12世帯、熊本県46世帯、福井県20世帯、石川県32世帯、計220世帯1056名が相模丸にて小樽入港、明治22年7月14日上陸、翌15日汽車で琴似駅下車、徒歩で現在地に到着、屯田兵第4中隊本部に入り兵屋の割振りは抽選で夫々入居した。屯田兵第1大隊の指揮下にあり(1)屯田兵として北方防備第一線に献身する(2)北海道開拓の先駆者となることの二大使命があった。兵は連日厳格な軍律のもとで教練を受け家族も又教令に従って開墾に励み開拓の大きな使命を遂行した。子孫のため楽土建設に汗を流したのである。これ等氏子の団結によって今の屯田があり江南神社も2度3度の建替により現在に至る。
出典元:江南神社_北海道神社庁
江南神社の見どころ
第一鳥居
平成30年で屯田地区開基百三十年ということで、鳥居には幕が張ってあります。さらに平成30年として天皇陛下御即位30年という記念する年に参拝できることに感謝です。
望郷のアカマツ
第一鳥居をくぐりすぐ右側にあるのが北区歴史と文化の八十八選の【望郷のアカマツ】です。明治27年の春に屯田兵が故郷をしのぶよすがにと植樹した木が残っている貴重な資料のひとつです。
第2鳥居
少し進むとすぐに第2鳥居がたっておりさらに静かな空気感を感じます。
歴史を感じられる狛犬さま
第2鳥居から手水舎までに鎮座している狛犬さまは、形もシンプルで表情は可愛らしくかなりの年月を感じられます。
手水舎
珍しい五角柱
神角柱の神々を祭るのが地神碑で、五角形の石柱で、それぞれの面に神名が刻まれています。春は五穀の豊穣(ほうじょう)を祈願し、秋には収穫を感謝する地神祭が執り行われます。
天照大神(あまてらすおおみかみ)(太陽の神)
稲倉魂命(うかのみたまのみこと)(食物の神)
少彦名命(すくなひこのみこと)(農耕の神)
埴安媛命(はにやすひめのみこと)(土の神)
大己貴命(おおなむちのみこと)
狛犬さま
拝殿の手前を守護している狛犬さま
江南神社の拝殿
拝殿から境内の眺め
西側の鳥居
社務所
屯田開基九十周年記念顕彰碑
アクセス
最寄りの公共交通機関がJRや地下鉄が遠いので車で参拝されることをおすすめします。
札幌中心部から国道231号線創成川通りを進み、東15丁目通り屯田通りを左に曲がり、少し進むと右側にあります。それでも札幌中心部から車でおおよそ20分ほどと遠くありません。
江南神社の御朱印
最後に
今回は江南神社の見どころと御朱印をご紹介しました!
天皇陛下即位30年、屯田地区開基130年、さらに北海道の150年という記念すべき年に、北海道の礎を築かれた屯田兵とゆかりのある屯田地区、私たちご先祖様の開拓者がよりどころとしていた江南神社へ是非参拝されてみてはいかがでしょうか!
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