今回は札幌中島公園に鎮座する札幌護国神社と多賀神社に参拝した様子と見どころをご紹介したいと思います。もちろん御朱印もご紹介しますの是非ご覧になってください。
こちらの場所は札幌繁華街のすすきのからほど近いこともあり、パークホテルなど有名な宿泊施設が数多くある地域です。ご旅行の際にお近くに宿泊された際には徒歩で行ける距離なので是非とも参拝されてはいかがでしょうか!
さらにこちらの中島公園周辺には全部で4つの神社が鎮座し、中島公園を満喫しながら、すべて徒歩で参拝することができ、御祈願できますので、札幌観光の際には是非立ち寄っていただきたいですね♪
それでは多賀神社からご紹介していきます!
- 多賀神社の御祭神
- 多賀神社の由緒
- 多賀神社の鳥居
- パワースポットのご縁の石と菊岩
- 縁結びの絵馬や恋みくじ
- 多賀神社の御朱印
- 護国神社の御祭神
- 札幌護国神社の由緒
- 札幌護国神社の境内
- 彰徳苑
- 札幌護国神社の御朱印
- 木の御朱印帳
- アクセス
- 最後に
多賀神社の御祭神
伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)
伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)
【旧・山鼻神社祭神】
天照大御神(あまてらすおおみかみ)
大山祗大神(おおやまづみのおおかみ)
天満宮大神(てんまんぐうおおかみ)
耳早立雄大神(みみはやのおのおおかみ)
延命長寿・縁結びの神様として崇拝されています。
多賀神社の由緒
多賀神社の御祭神は、神代の昔いちばん初めにお顕れになった御夫婦神様で、わが国の国土山川草木をはじめ八百万の神々をお生みになり、最後に天照大御神をお生みなされた神様であります。
国生を終えられた二方の大神は今の滋賀県犬上郡多賀町の杉坂山にお降りにな御鎮座になったと伝えられております。代々の皇室をはじめ昔から多数の人々にお伊様の御親延命長寿夫婦和合、また縁結びの神として尊崇せられる「お多賀様」と馴れ親しまれております。
戦後、護國神社が国の援助の途をとざされ、御英霊をお護りするため昭和24年9月、元官幣大社の多賀大社より御祭神を札幌護國神社多賀殿の大神としてお招きしおまつり申し上げております。
また、山鼻地区をお守りしてきました山鼻神社の御祭神が昭和46年9月に多賀神社の相殿にお守り申し上げております。
出典元:札幌護国神社公式サイト
多賀神社の鳥居
護国神社の境内社となっていますが、参道左には多賀神社の鳥居もしっかりと建てられています。
社額には『多賀神社』とありますが、『護国神社多賀殿』とも書かれています。
パワースポットのご縁の石と菊岩
社殿の中には、撫でると御利益があるとされる『ご縁の石』があります。まず、手水で清めてからこころで『ご縁がありますよーに!』と願いながら願い石を優しく撫でます。
次に『菊石』という願いを聞くという菊の模様が入ったなんとも不思議な石、白い小石にペンで願いを書いて奉納します。
縁結びの絵馬や恋みくじ
ハート形の縁結び絵馬や竿で釣り上げる『恋みくじ』鯉のぼりみくじなるものもありました。
多賀神社は縁結びの神様ということで、縁結びの御利益を求めて参拝されてる方が多いと感じました。恋愛だけではなく、会社やお金など様々なご縁を祈願されています。また延命長寿としての祈願も多く見受けられました。
多賀神社の御朱印
ひだり下に『ぶじカエル』の印が押されていてなんだかカワイイ御朱印です♪
護国神社の御祭神
北海道開拓祭神
各戦役戦没祭神
公共殉職祭神
其他特殊祭神
25,550柱
護国神社は、屯田兵、戦没者、自衛官・警察官・消防士等の公務殉職者の霊が祀られています。
札幌護国神社の由緒
明治10年の西南の役に戦病没した屯田兵の霊を祀る。 有栖川熾仁親王により屯田兵招魂碑と題し、明治12年8月2日屯田兵司令部に於て祭祀を斎行する。明治40年2月中島公園に移転し、明治27・28年の日清戦争の戦病没者を合祀し、明治37・38年の日露戦争の戦病没者の合祀のため忠魂碑を建て、乃木将軍之を題す。昭和8年11月17日現在地に札幌招魂社を造営し官幣大社札幌神社に奉斎せる神霊を此処に奉還する。昭和11年昭和天皇北海道行幸の砌、祭粢料御下賜。昭和14年4月1日内務省指定の護国神社となる。終戦により昭和21年4月30日神社本庁に所属、同年12月12日札幌彰徳神社と改称する。昭和26年10月23日境内社多賀殿を奉斎神社本庁承認。昭和47年2月3日昭和天皇皇后両陛下御親拝。昭和54年7月6日札幌護國神社御創祀百年奉祝祭。平成7年8月15日天皇陛下奉幣臨時大祭執行。
出典元:札幌護国神社_北海道神社庁
札幌護国神社の境内
護国神社には、歴史のある御神木や立派な神門回廊のある拝殿、数多くの慰霊碑が祀られている彰徳苑があり、とても厳粛な空気に満ちています。
護国神社の鳥居と社号標
参道を進み左は多賀神社、正面は札幌護国神社に進みます。
手水舎
現在は使用されていないと思われる手水舎、彰徳苑があるもう一つの鳥居から入ると現在使用されている手水舎がありました。
一位の木
寝牛石とさざれ石
寝牛石とは、原住民アイヌ時代より寝牛石(ねうしいし)と言われアッツ島玉砕雄魂の碑建立記念として奉納された石。
さざれ石とは、神社々殿復興再建を記念し、北見市の亀井林右ェ門殿が奉納され今より3億年昔の古世層紀に入るもので、かつて海であった処より浮き出し陸となった時の一片と言われた石とされています。
狛犬さま
一般的な神社のサイズよりひと回り大きく、勇ましい狛犬さまです。
本殿
神門と神紋
桜の神紋がとても立派な門と回廊
桜神紋がとても印象的です。桜の開花が楽しみですね♪
もうひとつの鳥居
彰徳苑側からの鳥居
彰徳苑
札幌護国神社の御朱印
やはり桜の神紋だけにさくら印が押されていました!
札幌護国神社と多賀神社は同一敷地内なので参拝もしやすく、御朱印も社務所が一緒に繋がっていますので、2ついただくことができます。(参拝は必ずしてからです。)
木の御朱印帳
こちらでは、珍しい木の御朱印帳を取り扱っていました。古事記にでてくるくにうみでイザナギノミコトとイザナミノミコトが国土と八百万の神々をお生みになる場面が描かれています。裏側には護国神社と彰徳苑、桜が描かれています。木だけに気になりましたが、かなりの厚みがあるので持ち歩くのに不便かも?と今回は見送りました。
アクセス
地下鉄南北線中島公園駅からほど近く、中島公園周辺の札幌水天宮、伊夜日子神社と合わせて参拝できます。車での参拝も可能ですが、近隣交通状況により混雑する時間帯がありますので、時間には余裕をもって計画されることをおすすめします。
最後に
今回は札幌護国神社と多賀神社の見どころと御朱印をご紹介しました。
国を守る為に亡くなった方々に感謝の意を表し、国土を生んだ神々に感謝を伝え、今の私たちが無事に生活できていることへの感謝と重みを考える参拝になりました。
中島公園の神社はこちらも参考にどうぞ
札幌のパワースポット神社